2024年8月21日公開
最終更新日:2024年11月17日
【内定率アップ!】カスタマーサクセス転職の履歴書・職務経歴書作成ポイント
履歴書の作成ポイント
カスタマーサクセス職への転職において、特別な履歴書の作成ポイントはなく一般的な内容で全く問題ございません。
ただし、どうしても特定の会社に対する熱量が高くその熱意(志望動機)をエントリー時に伝える(履歴書だと記載欄が限られるため別途書類を作成するか、転職エージェントを活用しエントリー時の推薦文に記載してもらう)ことで書類選考通過率を高めることはできます。
しかし、仮に10社エントリーするとしてそのすべてに熱意(志望動機)を伝えることはあまり効果がありません。なぜなら10社すべてで熱意が非常に高いということはなく表面的な志望動機になりがちなためです。
職務経歴書の作成ポイント
カスタマーサクセス職での書類選考通過率を高めるため、以下に注意して作成することをおすすめします。
※以下はもっとも多い営業職からカスタマーサクセス職へ転職するケースを想定し記載しています。
<職歴経歴書の構成>
・アピールしたい経歴が直近の場合新しい職歴から記載する。その逆の場合古い職歴から記載する
⇒基本的に人事は上から順に職歴経歴書を確認するため、カスタマーサクセス職と親和性の高い職歴が最初に記載されていると「書類通過にできるかも?」という目線でその先の記載を読み進めるため、書類選考通過率向上が狙えます
・特にアピールに繋がらない職歴は情報を圧縮して数行程度記載し、アピールしたい職歴部分を逆に多く記載します
⇒これは記述量が多い職歴を中心に職歴経歴書がみられるためアピールしたいところを中心に記載量を多くすることで注目を集め、書類選考通過率向上を狙います
<取引顧客の記載>
これまでの経歴の取引顧客が面接先の取引顧客と類似度が高いほど、書類選考通過率が高まります。
具体例として、
- 業界(建築業界/介護業界/不動産業界/金融業界・・etc)
- 職種(経営者/人事/マーケ/情報部門/経理・・etc)
- 企業規模(エンプラ/大手/中堅/smb/個人事業主・・etc)
- 法人/個人
などの情報を記載することで書類選考時に経験が活かせそうかを判断してもらいやすくなります。
(記載例)
■取引顧客
中小ベンチャーから~東証 1 部上場企業までにわたり、多くの企業を取り扱う
主に人事責任者・人事担当者や経営者が提案先となる
<実績の記載>
書類選考通過において最重要項目であるため可能な限り記載します。
もっとも重要なのは相対的な評価で、営業部XX名中X位、や社内平均目標達成率XX%のところ自身はYY%、など相対的な立ち位置が分かる情報を記載します。
例えば目標達成率が100%よりも低い80%などであったとしても社内平均目標達成率が60%だったり、社内順位が高かったりした場合、目標自体が高すぎて達成できていないのだな、と考慮してもらえます。
ただし、当然成績上位の場合選考通過率は上がりますが下位の場合逆に通過率が下がってしまうため記載有無や記載方法については検討が必要です。
(記載例)
■実績(売上)
XXXX年度 目標:XX万 実績:XX万 目標達成率XXX.X%(営業部XX名中X位)
XXXX年度 目標:XX万 実績:XX万 目標達成率XXX.X%(営業部XX名中X位)
XXXX年度 目標:XX万 実績:XX万 目標達成率XXX.X%(営業部XX名中X位)
なお、相対的な評価がわからない場合は目標達成率のみ記載し、目標達成率もわからない場合は実績のみ記載します。さらに、実績もデータがなく分からないという場合目標達成ができていたかどうかの情報を記載します
(記載例)
・期間中全て目標を達成
・期間中毎月目標を達成
など目標達成していた事実のみ記載します
リーダー/マネージャー経験がある場合チームとしての目標/実績/目標達成率も記載します。
<成果をあげたポイントの記載>
実績に次いで重要な項目です。
なぜ成果を上げることができたかを言語化することで、転職して違う環境になったとしても同じように成果をあげてもらえる、再現性がある(入社後に活躍できる)と思ってもらうことができ、書類選考通過率を著しく高めます。
再現性があると思ってもらえるようにするためには、
- どのような状況だったか(当時の背景、課題認識していたこと、その課題が起きている理由の仮説、解決の方向性)
- どのようなミッションもっていたか
- どのような行動をしたか
- どのような成果となったか
でポイントを整理したり、
- 自身がどのような役割で
- どのような状況で
- どのように考え
- どのように行動し
- どのような成果になったか
でポイントを整理することで、伝わりやすい文章を作ることができます。
また、特に若手の場合「行動量」をとれる人かどうかも重要な指標となります。
人より多く架電をしていた、訪問していた、など行動量が多い場合社内平均●●荷電/日のところ自身は△△架電/日していたなど相対的に行動量が多かった旨を記載しておくと高評価につながります。
特に行動量の多さはインサイドセールス職において重視され、カスタマーサクセス職とは異なるポジションであるものの、選考の過程でカスタマーサクセス職としてはお見送りだがインサイドセールス職(またはフィールドセールス職)でどうか?と打診を受けるケースもあります。
そういったケースも踏まえると行動量がとれる人間である、とアピールしておくことは書類選考通過率の向上につながります。
さらに提案力が高い場合は同じように受注率社内平均●●%のところ自身は△△%など相対的に受注率が高く提案力が高いことをアピールすることで書類選考通過率向上に繋げます。
また、リーダー/マネージャー経験がある場合
- チームの目標達成のためにどういった方針(戦略)をたてていたか
- 成功事例の型化やその浸透をどう行っていたか
- メンバーの育成をどう行っていたか(ロープレなど)
を記載します。
<具体的な顧客の課題解決エピソード>
抽象的な工夫ポイントだけでなく、具体的な顧客に対する課題解決のエピソードも記載しておくとなお良いです。
顧客の課題をどう特定し、課題の要因をどう仮設立て、その要因を解消するために何を提案したか。結果、自社の収益にどう貢献したか(成果事例のチームへの横展開含め)を記載することで具体的なエピソードを交え企業にアピールでき、書類選考通過率が高まります。
<PCスキル>
一般的なエクセル等オフィスツールに加えCRMツール(特にSalesforce)の利用経験がある場合評価につながるため、必ず記載します。Slackなどのチャットツール利用経験も若干の評価向上になる可能性があるため記載します。
9Eキャリアカスタマーサクセスの転職支援サービスでは求職者様のご経験を深くヒアリングし、上記職務経歴書作成ポイントを踏まえ、書類選考通過率を引き上げる職務経歴書を伴走して作成します。
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